思わず3度見した。

ホラー映画のタイトルみたいになってる。
ニューオータニインの看板だった。
それくらい寒い。ここ数日。
滑るから、つい足元ばかり見てしまう。
でも、顔を上げると、
つららが凶器みたいにぶら下がってる。
北海道は、上も下も油断できない。
思わず3度見した。

ホラー映画のタイトルみたいになってる。
ニューオータニインの看板だった。
それくらい寒い。ここ数日。
滑るから、つい足元ばかり見てしまう。
でも、顔を上げると、
つららが凶器みたいにぶら下がってる。
北海道は、上も下も油断できない。
先週、記録的な大雪が降った。
朝から晩まで、ずーーーーっと。
こんな日に限ってジンギスカンの約束。
街へ出ると想像どおり雪山だらけ。
歩道は一本の溝みたいになっていて、
すれ違うこともできない。
まあ、北海道だし。想定内。
……と思っていた。
ふと駐車場を見て、足が止まった。
雪見?
だいふく?


いや、違う。これはクルマだ。
全部、でかい。
全部、同じシルエット。
アストロみたいなサイズ感で、
静かに並んでいる。
外がうるさい。
夜なのにうるさい。
外を見ると……。
なにーこれー(゚∀゚)すごい光景。
道路の上を、ダンプと除雪車が
ゆっくり進んでいる。
先頭を走るのはダンプ。
その後ろには除雪車が
ぴったり張り付いている。

除雪車の前方から、白い塊が勢いよく
吐き出されて、そのままダンプの荷台に
吸い込まれていく。
ノロノロ運転なのに、吐き出される
雪のスピードだけやたら速い。
このスピード感のズレが、
妙に気持ちいい。
ズゴゴゴゴ、ゴォォォ……
と腹の底に響く音。
ダンプも絶妙なスピードで
進んでいく。
息もぴったり。
見事な職人技だった。

ある日、雪道を歩いていたら、
なんか気になるフォルムの物体があった。
工事用の機械かと思って近づいてみたら。
クロネコヤマトの台車だった。
え、なにこれ💕かっこよすぎん?
車輪がキャタピラ。
まるでガンタンク😃

歩道はこんな感じで、人がやっと
歩けるくらい雪が積もる日もある。
なるほど。これがクロネコの秘密兵器か。

北海道に来ると、
「冬靴は必須だよ」とよく言われる。
ただ、本当に必須か?と聞かれたら、
答えはNOだ。
単身1年目の冬は、丹田に力を込め、
すり足で乗り切った。
2年目は転勤する先輩から
冬靴を譲ってもらった。
履いてみて思った。
たしかに安心感はある。
なぜか道民になった気分にもなる。
ただし、冬靴を履いていても、
マンションのエントランスは普通に滑る。
どんな靴でも、油断したら終わり。
結局、冬靴を履いていても
丹田に力を入れ、すり足で歩いている。
そう考えると、
北海道の冬靴って、
「必須の装備」というより、
“お守り”みたいなものなのかもしれない。
持っていると安心する。
でも、頼りすぎると、だいたい転ぶ。
ちなみに靴裏を見てみたら、
しれっと「MADE IN ITALY」と
書いてあった。

どうやら私は、知らぬ間にイタリア製の
お守りを履いていたらしい。
ありがとう先輩。高そうなお守りを。
マンションのエントランス。
ツルツルしてて、きれいな床。
大理石っぽい
冬の札幌では、
ここが一番滑ると思う。

こういう場所。
砂かけBBAはここまで来ない。
いや、来ても困る。
ウンコしたくても急いではいけない。
滑って転んだら、
濡れて、漏らして、骨折って、
社会的に立ち直れない。


札幌の横断歩道は、
一度凍ると遠慮がない。
だから滑り止めの砂が撒かれている。

不思議なのはこの砂を
誰が撒いているのかを見たことがない。
多分夜中に砂かけBBAが
撒いているんだろう。
この砂は受験生にも人気らしい。
理由は単純。
受験も、足元も。滑らないのが一番。😎